24時間赤ちゃんに付きっきりのお母さん。たまにはリフレッシュさせてあげたいと思いつつ、いざ赤ちゃんと二人きりになって面倒を見れるか心配というパパもたくさんいるでしょう。
心配なのはパパだけではなく、お母さんも一緒かもしれません。では、どんなハードルをクリアできれば、安心してお留守番できるようになるのでしょうか。(まずは2~3時間だけのお留守番編です。)
いくつか項目別に整理して考えてみましょう。
1.赤ちゃんが哺乳瓶での授乳をしてくれるか。
まずはお父さんというより、お母さんと赤ちゃんの問題ですが、完全母乳で育てていると、母乳の感覚が3時間以内の間はリフレッシュは難しいですね。
3回に1回ぐらいは粉ミルクを哺乳瓶で作って飲ませられるようにならないと厳しいでしょう。これは、赤ちゃん側もそうですが、実はお母さんのオッパイも一心同体なのです。
3時間おきにオッパイを飲んでくれる赤ちゃんがいると、それに合わせてお母さんの体内でミルクを生成します。それが3時間後に飲まれないと、オッパイが張ってしまいお母さんが苦しくなってしまうのです。
なので、間隔を開けても大丈夫なお母さんの身体と、赤ちゃんが哺乳瓶でも十分飲んでくれる環境を整えることがまずは大事になります。
2.お父さんが哺乳瓶での授乳ができるか。
次に、1がクリアされた時に、お父さんが1人で哺乳瓶にミルクを作ることができるかどうかです。これは以前書いた記事を参照いただくと、できるようになります。
それでもまだ50点です。飲ませた後、哺乳瓶を綺麗に洗って、次の授乳に備えることができるようにするまでが一連の仕事になります。
赤ちゃん用品は清潔が最重要ですから、しっかり細部まで洗って、清潔に保って保管しておく必要があります。普段お母さんがどうしているか、しっかり観察してマネできるようにしておきましょう。
3.オムツ交換(小)ができるか。
オムツ交換には3段階あります。まずは初級編として、オシッコをしたときの対処法です。
最近のオムツは賢くて、オシッコをしたら外から見てわかるように色が変わってくれます。ただオシッコをしても赤ちゃんは何も言ってくれません。泣いて教えてくれることもありますが、赤ちゃんの気分次第です。
なので1時間おきにはチェックして、もし色が変わっていればサッとオムツを替えてあげましょう。オムツの替え方の詳細はこちらの記事にて紹介しています。
4.オムツ交換(大)ができるか。
オムツ交換と言っても、オシッコとウンチでは大きな違いです。ウンチの場合あ赤ちゃんも泣いて教えてくれることがありますし、何より匂いで分かります。
生後数ヶ月のときのウンチはまだ体内の腸の働きが完全ではないので、ユルユルのが出てきます。これをしっかり処理できるようにならないと、1人で任せてもらえません。
この時のオムツの替え方もこちらの記事にてご紹介していきます。
5.万が一の時に着替えができるか。
オムツ交換の最難関は、横モレです。ウンチで横モレすると、服まで全てが汚れてしまいます。ネンネの赤ちゃんでは結構よくあることです。
そういう時は、風呂場に赤ちゃんを連れて行き、風呂場で全て脱がせて、脱がせている時にもし身体にウンチが付いてしまったら綺麗に洗ってあげて、新しい綺麗な服を着せてあげなければいけません。
まず服がどこにあるか把握していること。服を脱がせたり、着せたりすることができること。お風呂に一人で入れることができること。この3点ができないと、これは難しいです。もし2人きりの時の横モレして対処できないとなると、お母さんは安心して出掛けられません。
6.カマって泣きの時にあやす事ができるか。
最後に、オムツも授乳も完璧になったあと、何もなくて泣いた時にお父さんが抱っこして泣き止みますか?
これは、技術的な問題というよりは、赤ちゃんとの信頼関係がどこまで築けているかによりますので、結構難しいですが、これができないとイクメンとは程遠くなってしまいます。
お父さんなんですから、普段から抱っこをたくさんしてあげて、何かあってもお父さんが抱っこすれば泣き止むぐらいの関係性は作っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上記6つを見て、難しいな~と思うか、これぐらいいつもやってるよと思うかで大分違ってきます。
また自分ができると思っていても、お母さんから大丈夫の合格点が出ていないと意味がありません。結局お母さんは外出先でずっと心配することになります。
6つをする目的は、お母さんのリフレッシュなので、安心して外出してもらえるように、何度かお母さんが見ている前で上記6つを一通り実践してみて下さい。