お宮参りは、赤ちゃんが産まれて最初のイベントです。
生後1ヶ月頃に行く人もいるでしょう。親にとっても病院以外で子供を外に連れ出すのは初めてです。万全に万全を期す必要があります。
そこで、お宮参りを計画する上で注意するポイントを、私の経験を元にお伝えします。
参考になれば幸いです。
今は娘が1歳10ヶ月まで成長し、子育ても慣れてきたので、ここで一度出産してからを振り返り、第2子のときに同じ失敗をしないため、似た境遇のパパの参考になるべく残しておきたいと思います。(これは2017年4月のお話です。)
子供の体調を最優先に
まずは主役の子供です。少しでも熱があったり、咳をしていたら取り止めましょう。
赤ちゃんはまだ免疫力がなく、ちょっとの外気で悪化する可能性もあります。
赤ちゃんサイズのマスクも無いので、防げるリスクは親が防いであげましょう。
成長の祈願するイベントで風邪を引くのはあってはならないことです。しっかり体調を見て、安定している時に出かけるようにしましょう。
移動手段は基本タクシーで
体調が万全であっても一日中外出させてしまうと、一気に疲れてしまい、翌日からグッタリなんてことも成りかねません。まだまだ外出に慣れていない赤ちゃんなので、午前中だけとか、長くても2~3時間で帰宅するようにしましょう。
また外出するにしても、交通手段はケアが必要です。
不特定多数の人がいる電車やバスは、ウィルスがたくさん飛んでいたり、もし赤ちゃんが泣いてしまった時に、逃げ場がなく周りに迷惑にならないかということで親の気が休まりません。
交通手段は、できれば自家用車かタクシーなどの身内だけの空間で移動できるようにしましょう。
行く先々での授乳室の確認を
お宮参りとなると、まずは神社に行き、祈祷してもらい、その後写真撮影などがあります。
神社の待合スペースや、祈祷の準備スペース、写真撮影場所周辺での授乳スペースなど、それぞれの場所でおむつ替えや授乳を行う可能性があるため、行く前から、どこにどんな施設があるのか、把握しておく必要があります。
特にお宮参りの後、会食などをする場合は、レストランの近くやレストランの中に授乳やオムツ替えができるスペースを見つけておかないと、安心して食事もできません。
お宮参りが終わって、その後外出することも増えると思いますので、このタイミングから授乳スペースやおむつ替えスペースを探す癖を付けておきましょう。
お母さんの体調も要注意
産後1-2ヶ月のお母さんも、体調はまだまだ万全ではありません。しっかり体を休めて、短い時間でお宮参りできるように計画しましょう。
特に姑などと一緒に行動するようになると、より体調が悪いのを言いづらかったり、ついつい無理してしまいがちになります。
そこは夫の出番です。しっかりサポートして、子供の次に気にかけて多めに休憩を取ったり、エスコートしてあげましょう。
参加者の服装は?
服装は、参加者全員の統一感が大事です。
大きな神社で祈祷まで行うなら、ある程度フォーマルな格好がいいでしょう。
男性は、お父さんとおじいちゃんならスーツやジャケットで十分です。着物とかまでは必要ないかと思いますが、年上の意見を聞いて、統一感が出るように話し合いましょう。
女性もフォーマルなワンピースにジャケットのような格好で行けば間違いないでしょう。
あとは、季節も考慮して、無理のない格好で行きましょう。
赤ちゃんは、ベビードレスや反物があればそれにしましょう。お婆ちゃんなどが持っている可能性がありますので、一度聞いてみてください。
赤ちゃんはベビーカーで良い?
移動はベビーカーで十分です。ただ気をつけたいのは神社です。神社は基本的に砂利道が多いので、ベビーカーには不向きです。
大きい神社であればベビーカーが通るための道を脇に用意してくれているところもあるので安心ですが、家の近場に行こうとしている人は、事前に神社に問合わせてみて、ベビーカーで入れるか聞いてみたほうがいいかもしれませんね。
ベビーカーで行ったけど、入れなくてずっと抱っこになってしまったら、それはそれで大変ですからね。