子育てでは、全てのことが初めてで、何が正解か分からないまま手探りでの育児をしているパパママがほとんどではないでしょうか。
そんな手探りの子育ての中で、分からないことの一つとして、お風呂上がりの髪の毛のケアがあります。
大人であれば、自分でドライヤーを使って髪の毛を乾かしてケアしますが、赤ちゃんにはもちろん自分でやることはできませんし、大人が乾かしてあげるときにも難しい…
赤ちゃんにドライヤーは必要?
結論から言うと、ドライヤーは基本的には必要ないです。
必要となるポイントは、ズバリ髪の量と長さ、季節です。
自然乾燥できる髪の長さと量であれば、夏などは風呂上りにタオルで拭くだけで自然に乾かすことができます。しかしある程度の長さと量になってきて、冬になると乾いていない状態で風呂上がりにしばらくいると風邪をひいてしまう可能性があります。
実体験は…
ちなみにうちの子の場合は、2歳の冬からドライヤーを使い始めました。
それまでは自然乾燥で良かったのですが、やはり冬になると自然乾燥しづらく、また風呂場(脱衣所)と廊下の寒暖差が激しいため、完全に乾いていない状態で廊下に出すと風邪をひきそうだったので、ドライヤーを使い始めました。
髪の長さは、肩にガッツリ掛かる感じで、ヘアゴムで結べるぐらいです。
ドライヤーは、いつから使ったらいいの?
基本的には上記の通り、使わなくていいのですが、タオルでの乾燥に時間がかかったり、風邪を引くリスクが高まったらドライヤーを検討してもいいでしょう。
検討材料の中には、髪の長さや量などもあるので、具体的に月齢としてどれくらいになったらという目安はありません。
また男の子の場合は、ある程度長くなったら切ってしまうことがあるので、余計使わなくてもいいでしょう。
女の子で、髪の毛の長さが背中にかかるようになったら考えてもいいでしょう。ですが、早めにドライヤーを使うことによるリスクもあるので、できるだけ使うのは避けたいところです。
またしばらくじっとできるようになってからがいいでしょう。暴れてしまうと落ち着いてドライヤーできないで、風邪を当てている時間が長引いてしまいます。
ドライヤーを使うリスク
髪の毛が傷む
ドライヤーの熱で髪を傷める可能性があります。間違ってもドライヤーを近付け過ぎたり、同じ場所をずっと乾かしたりしないでくださいね。普段自分の髪の毛はドライヤーで乾かしている親も、いざ子供の髪の毛をドライヤーで乾かそうとすると、慣れていないために、じっとしまいがちです。
ドライヤーの風の出るところは熱い
また赤ちゃんは色んなものに興味を持ちます。ドライヤーを使っていると風に慣れてきて、噴射口を触ってきたりします。熱風を吹き出している噴射口は熱いので、決して触らせないように気を付けましょう。
使用上の注意ポイント
- 事前にしっかりタオルで水気を取る
- 長時間使用しない。
- なるべく髪から離して使用し、熱風は使用しない。
ドライヤーの時間はなるべく短くするためにも、事前に可能な限りタオルで髪を拭いてあげましょう。そうすることでドライヤーの時間を短くすることができます。
長時間使用すると、髪を傷めるだけでなく、子供もじっとしていられなくなって、ぐずってしまう可能性が高まります。
またドライヤーによっては、風の温度や風量を調整できるものもあるので、その場合はなるべく熱くないものを使用し、風量も一番弱いものを使用しましょう。そうすることで赤ちゃんの頭皮への負担を軽減することができます。